VRChatでの日々

大学生活が昨今の、あの名すら呼びたく無い地獄のせいでオンラインになり、アメリカ生活で… というか高校生が誰もが夢見た「夢の大学生活」が本当に鍵カッコ付きな状態になっているが、そんな僕にもちょっとした幸福がある。VRChatだ。

VRChatって?

VRって聞いたことぐらいはあるでしょ?頭にこんな奴をつける奴。

VRChatが何なのか分からない方も居ると思うので、軽く説明を入れておく。VRChatというのは、アバターを使ったソーシャルシステムだ。「VR」と名こそあるが、コンピューターさえあれば十分なSNSだ。とはいえ、VRヘッドセットに対応した (そしてそれ固有の機能を多く含む) SNSではある。

VRChatは、サマーウォーズの「OZ」を具現化したような物だと思う。あそこまで公共システムに入り込んでいるわけでは無いが (よっぽど、AWSやGCPと言ったクラウドや、日本ならLINEの方がその意味では近いかもしれない) 、自分が選んだキャラクターを「アバター」として仮装し、動く意味ではOZというべきだろう。

ある方の鼻をつっついてる様子である。
VRヘッドセットがあると、手も動かせたりする。

話を元に戻すとして、そんなVRChatを去年の大学合格後からそこそこやり込んでいた。とはいえ、VRChatは、まさにP2Pで会うのが宜しくない時に最適なサービスだ。

外出を控えるようになり、祖母との二人暮らしになってからは、このサービスにどっぷり浸かっていた。話し相手がいないのって、本当に辛いんだな。

さらに言うと、大学合格祝いのお金は帰国後、それなりの性能のパソコンと、業務用のヘッドセットたるVive Proに、その他「付属品」を購入する為に、大体消し飛んでしまったぐらいには、僕はVRに時間もカネも注ぎ込んだ。おかげで、ヘッドセットを被ったまま寝られて、「修学旅行の寝落ちするまで話し続けるアレ」が出来るぐらいの環境を家に整えた。

まぁそんな「散財しすぎでしょ」な日常もひと段落した事から、あの世界で、僕がどのように生きてるか?を今日は書こうと思う。もしかしたら「私」というべきかもしれないけど…

性別とか、人種(?)(種族)とか関係ない世界

早いところ、なぜ「私」と「僕」の使い分けが起きているか、説明しておこう。これが、普段使っている「私」の姿だからだ。

そう。私はVRChatの中で、耳と尻尾の生えた、女子高生の姿をしているのだ。ちなみに名も別にある。潮海 あかり、皆は「しおみん」という。

もし同じアバターを使いたいという人がいれば、ここから購入できる。

「これは女装しているのか?」とか、「なぜJKに?」と驚いている方もいるかもしれないが、これが「VRChat」では普通な事であるから、このまま続けたいと思う。

Day 1. コミックマーケットが潰れた日

元々、僕はC98 (2020年GWのコミケ) にサークル参加する予定だったが、残念ながらさっきから述べているご存知の理由ゆえに、史上初の「中止」となった。で、どうしたか。

サークルメンバーで、撮りに行きました。

非常事態宣言下で、関西のメンバーまで連れてきて、有明まで撮りに行った…などと馬鹿な事はせず、VRChatで撮りに行った。記念の一つ二つぐらい作っとけ、と。あって良かった、VRChat。

Day 2. ボカロの即売会 on VRChat

まぁこんな情勢なので、他の即売会も全滅した。とはいえ、どこからか流れてきたツイートで、どうやらボーカロイドの音楽を頒布している即売会ワールドがVRChatに出来たらしいと知った。そこで、入ってみることにした。

すると、Twitterで知っている方々 (詳しい方々) をお見かけすることになった。初音ミクの姿をしている某新聞社の記者の方ともお話しするチャンスがあり、「ボーカロイドの名を捨てた」初音ミクの将来だったり、VRChatみたいなプラットフォームについてだったり、色々聞く事ができた。ついでに、「PSYCHO-PASS」ぐらいしかアニメを見た事のない私に、「まどマギ」と「Fate/Zero」を観るべく薦められた。

現実だったら、僕にそこまで人に割り込める度胸は無い。相手も、そんなに話す暇など無いだろうし、一介の大学生と話す気もバーチャルだったからこそと思う。

Day 3. 寝る、ひたすら寝る。

上二つの例は「特殊」というか、現実でも「非日常」の一面ではあるのだけど、じゃあ普段は何もしてないのかというと、そんな事はなくて、普段は大体寝に行っている。

VRの世界に遊びに行くのまでは「ギリギリ」普通かもしれない (それでも未だにアーリーアダプターの世代に過ぎない) かもしれないが、VRChatの世界では、ある程度の人口がヘッドセットを付けたまま寝ている。そんな世界だ。

今でもヘッドセットを付けて寝ると疲れる。ついでに親にも怒られる。
疲れをとる為に寝るのに、それじゃ本末転倒みたいな話ではあるが、それよりよっぽど人と寝れる「修学旅行の寝落ちするまで話し続けるアレ」の方がメリットとして上回っている (ように思う) から、Vive Proを買ってからというものの、結構な回数それで寝ている。

VRChatに「散財」して…

こんな状態になって、運が良かったというか、運が悪かったというかなんとも言い難い状態ではあるが、少なくとも一つ言える事はある。

VRChatの世界に入り、様々な人と会ってきた。
ここには挙げないが、色々苦労した事もある。

それでも、新たなプラットフォームを通じて増えた人はこれまで「ミクのファン」として繋がった幅を大幅に超える世界だった。僕にとっては、それは理想的だし、様々な人が見れるのはうれしい。

ついでに言うと、なぜか昔マインクラフトのマルチプレイサーバーで関わっていた人の多くがこの世界に来ていたから、別の意味では「懐かしい」人とも会う事が増えた。

Twitterの世界は「自分の見たい世界」に籠ってしまう事で問題となっている。しかし、私にとってのVRChatは、そんな事は無い。現実同様、様々な人 (嫌な人を含む) と会える世界だ。

コロナ禍では「遠い過去」とか言われる人対人の繋がりをまだ捨て去るのは早い。
人間は「スペイン風邪」の時も、結局ある程度落ち着いてから人は繋がりあった。
この「地獄」の間の代替的手段に過ぎないかもしれないけれど
この代替的世界は、おそらく人にとっては進化なんだと思う。

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