【C93】素人集団が、始めてコミケにサークル参加してみた ③

さて、約3ヶ月忘れてた更新だけど、色々と事情 (プラグインとテーマでサイトが壊れた) があったりした。しかし、これをまず載せておきたいと思う。
そう、C93にサークル参加した時の記事だ。半年ぶり、そして最終章である。

11月 – NIMSA解体騒動

このコミケは、この記事を書いている現在のBookraft、つまり独立サークルとしての参加では無く、NIMSAの活動としてだった。それは②でも説明していると思う。当時所属していたサークル単体では、到底動かすことができないからだった。

しかし、NIMSAの実質支配団体であるTCRSの代表が同時に開催する予定としていたイベント「Minecraft.kyoto」において、あまりに杜撰な準備、資金難によるグダグダさを見る。

これにより、一部の関係者が「革命軍」と言わんばかりの「その有能では無い代表」を引きずり下ろすか、NIMSAから離脱すると、僕に打ち明けてきた。色々と過去を考えてみれば「TCRSが無能」である事を思い出してきた。

ニコ生での定例放送をYouTube LIVEへ移行する事を勧めても行わず、無駄に固執するだけ

本人は有名人やCEOの自己啓発本でも読んでるみたいな事を言ってるが、にしては無能すぎる運営方法。

「ただの、遊びの任意団体」から「無駄な事に固執するだけの典型的な無能中小企業」へと変化したTCRS。

それに絶望した僕は、TCRS The Vanilla運営メンバーからの離脱を考え始めた。それが、11月の頭であり、今のBookraftへと繋がる第一歩だったのだと信じたい。

11月 – Minecraft.kyotoの失敗と「第三の選択肢」

それから2週間後、上のように準備がグダグダだったMinecraft.kyotoは予想通りに失敗し、代表は火に油をかける発言を行う。

「スタッフやってくれてる人らのやる気がなくてねー。本当なら動画でも作りたかったんだけど」

inaka (合同会社TCRS代表) ニコニコ生放送中にて

これに「穏健に事を済ませましょ派」の人が大激怒。それを知り、(TCRSの) 内部で謝罪を勧めたが、回答が

などと、最早呆れを通り越す言い訳。先の解体騒動で既に悪い印象しか無かったのを、助長させただけだと思う。

結局、この事件で、僕のTCRSからの独立だったり、「Bookraft」の始まりである「第三の選択肢派 (=大事にはしないけど、改善する人達) 」となり、コミケ後の「Bookraft化」が始まったと思った方がいいかもしれない。
裏手で、何名かの関係者を招待し始めたり…などと活動を開始した。

また、この失敗を見届けた上で「革命軍」さながらの一部の人が独立。
果たしてそれが意味を成したかどうかは分からないが、アクティブメンバーは確かに減った。

この時点で、最早TCRS、inakaには、現行Bookraftのメンバーは、誰も味方しなくなった。

12月 – 入稿

記事は12月突入前に完成し、無事オレンジ工房.comに入稿も成功。PDF入稿を考えていたが、デザインがどうなるか分からない以上、PSDというフォトショの形式に変換して入稿した。
画像はこの後のニコニコ超会議の入稿時のものだ。

当時入稿したファイルはあるので、いつでも製本することは出来る。各回の本は、PSD/PDFの両方、かつ最近のデータは画像付きのinddファイルも保管してある。

でも、NIMSA (TCRS) との対立もある。また、私個人としてもTCRSの事など二度と出したく無いし、この本は初回限定品にしたいので、ニコニコ超会議で専用の再販本 (Nico Ver) を作ったぐらいだ。
多分二度と、同じファイルを入稿しないと思う。

12月 – コミケ当日 – 準備

私の従兄弟が、以前からコミケに行きたいと言っており、なんやかんだでついて来る事になった。
とはいえ、サークル入場と一般入場は別モノ。過去2回のコミケでは、あの長蛇の一般入場列 (東・西を1回ずつ経験) に並んでいたが、今回はそんな事なく、中に入れてしまう。
従兄弟を東待機列に置いてきて、自分はコミケのサークル入場口から入場する。

サークル入場者の特権というか、この15万近くの人より先に入れるのはいい気分でもある。

その日の気温は3度ほど。体感的には-5度ぐらいなのだろうか。ここより寒いはずのインディアナポリスより、寒く感じた。海辺だからだろうか。
中に入ると、程よい温かさであった。さすが人の熱で雲ができるイベントである。

さて、会場の中に入って、自分のサークルを探すのに手間取ったが、すぐに見つけた。これを2分割するらしい。

さて、コミケと言えば見本を立てかける「本棚」が必要だが、その本棚を僕は忘れていた。
で、僕がどうしたかというと…

バインダーを、「おーいお茶」で立てるという作戦に突入。

申し訳程度にベビースターみたいなのを置いておいた。これで大丈夫なのだろう…

んな訳ない。他のサークルでこんな事してる「掘っ建て小屋」同然の場所なんて無いはずだが…仕方なくこうせざるを得なかった。

12月 – コミケ当日 – サークル特権…?

さて、サークル入場者の特権というか、ある意味僕をここまで動かすに至った権利である「複数人サークルの特権」でもある、「先に人気サークルに並べちゃう」をやってみた。複数人の方で運営してたから出来たことだ。
ただし過度にやるのは良くない。公式的には通路の邪魔しちゃいけないし (待機列で、人のダルマになってはいけない) 、一人サークルなら、持ち場を離れるのはルール違反なので出来ないと思ったほうが良い。

物を早く買える特典は、実際に行くと、僕のジャンルならほぼ不要である事が発覚 (相当人が少ない) 。
ちなみに、その有名サークルも在庫数を半端なく用意してたようで、余裕に12時ごろまで頒布し続けたそうだ。
正直、思ったようには動かなかったが、でも他の人が「地獄の待機列」にいる中、風の当たらない会場内に入れるだけマシに思えた。そのような意味では、サークル参加は効果はあったかもしれない。

12月 – コミケ当日 – 開戦

コミケが始まる時は、大体が拍手から始まる。これが伝統らしい。
(過去2回参加したので分かってるけど)

だが、今回は拍手したと同時に、人が流れ込んで来る。半端ない量で、軽く30分ぐらいは、待機者が流れ込む為に、出られない程だ。そんな開場から30分ぐらい経った頃に、撮影してもらった。

さて、自分たちの位置は?というと…

意外と入り口に近い場所。場所も、ある意味売るのには必要な運であると思ってるので、ここに割り当てられたのは、ラッキーと思ってる。このお陰で、人の流れを見れたと言うのもある。

12月 – コミケ当日 – 最初に売れた本

開始から15分もせずに、最初の本が売れた。その次の本も15分経たずに売れた。

「この本ください!」から始まり、多くの本が売れていった。

お値段300円。漫画の単行本に近い金額を取って、素人 (っても一応Minecraftの界隈ではサーバー管理者としての実績はある) がPages (Mac版Word) で書いた20ページの薄っぺらい本を買っていく。
自分の努力が報われた瞬間だった。8月から、計画自体は6月からだが、してきた不眠不休の努力が、ようやく実った瞬間だった。

12月 – コミケ当日 – 売上急上昇

戦が開幕した10時台は、4冊程度しか売れてなかった。ちなみに、コミケ自体は16時までで、6時間で20冊売れたら上等程度の見込みを立てていた。

本来なら、初回参加は10冊売れたらいい方って言われる中で、30冊も刷っていて、一応予約が5冊あったのだが、それでも25冊余ってる現状を考えたら、まぁいい方だと思ってたわけだ。

それが、11時になった瞬間、販売ペースがどんどん増加していた。
5分に1冊ペースになり、12時の時点で、16冊売れていた。

最終的に言うと、13時時点で当日枠25冊は売り切れた。初回参加の割にはいい出来で、今でも謎だ。ちなみに、この売上ペースはC94 (夏コミ) よりいいものだ (逆にC94では在庫が余ってしまった)

残りは通販で購入が確定してる枠なので、撤収することになった。
初陣にしては、良い滑り出しだったと思う。

12月 – コミケ後日編 – Bookraftの名前決定

旧ロゴのBookraft。アイコンがテクスチャデータ直抜きで (権利上) 不味かったので、最終的には新ロゴでのみ出版している。


本を出してる間、私を含む三人はNIMSA × C93 Projectの今後について話し合ってた。独立するのがいいのか、それとも「終わりよく」NIMSAと運命を共にするか。

詳しいことはいつかのBlock Pioneerで書こうと思うけど、簡単なことを言うと「NIMSAから同人誌部門と、その関係者を一緒に抜く」と言う事が、あの頒布中に決まった。まだ名前は「新団体」だった。

その日の帰りがけだっただろうか、「Minecraft」の「クラフト」にちなみつつも、Craftにならない文字列を考えていた。そんな時に思い出したのが、Bookraft (Book + Craftで、CとKは同音なのでKで打ち消し) だった。略称「本クラ」「ブックラ」と読みやすい名前である。2017年12月29日、こうして名前が決まった。

1月 – コミケ後日編 – Bookraft爆誕


こうして、Bookraftは2017年12月末、TCRSには一切告げず、設立された。その後の争いについては、前回のブログ記事を参照してもらえると早く済むと思う。

…とこうして、半年のプロジェクトは完成を迎えた。一応、これで終わりとなる予定だったが、次回作として、コミケ参加経験を元に、FAQ形式の最終章を作ろうと思う。それを期待してもらえると幸いだ。

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